ひと・まち交流館 京都 大会議室 京都府京都市下京区梅湊町83−1 (河原町五条下ル)
2025年1月11日(土)開催 13:00~16:30(受付12:30~)
知的障害を伴わない自閉スペクトラム症のある方々とそのご家族が、社会の中で安心して生活するためにはどのような支援が必要なのでしょうか。今回は特に教育をクローズアップし、学校現場における自閉スペクトラム症のある人への支援のあり方、家族、医療、福祉などとの連携について考えたいと思います。このセミナーは2022年まで「高機能自閉症・アスペルガー症候群セミナー」という名称で実施してきましたが、昨年度より名称をリニューアルし、さらにここ京都の地域での支援に焦点を当て身近な支援について考えるものとしています。自閉スペクトラム症のある方々の教育や支援に携わっておられる方、当事者、ご家族、学生などどなたでも参加できます。共に学び、理解を深めましょう。
講師:笹森理絵氏
神戸市発達障害ピアカウンセラー、障害者就業支援アドバイザーなどを委嘱で務めながら、私立中高一貫校にてスクールソーシャルワーカーとして勤務中(非常勤)。
所持資格は精神保健福祉士、社会福祉士、上級睡眠健康指導士、雇用環境整備士2種、訪問介護員2級養成研修課程修了、福祉住環境コーディネーター3級、眠育アドバイザー認定など。
著作は単独で2冊、共著は多数。
話題提供:「京都府の医療・福祉相談から見た特別支援教育・ASD支援」鋒山智子氏(花ノ木医療福祉センター児童発達支援センター長)
「大阪府立高等学校における通級による指導の取組み」加納 範昭氏(大阪府教育庁高校改革課主任指導主事)
指定討論:スクールソーシャルワーカーの立場から笹森理恵氏
医療の立場から:田中一史氏(京都市児童福祉センター)
司会:清水里美(常磐会学園大学)
鋒山氏からは京都府の特別支援教育体制整備や昼間定時制高校2校の開設の経緯、および花ノ木医療福祉センターでの児童支援の取組みについて、加納氏からは大阪府立高等学校における発達障がいのある生徒を対象とする通級指導に関する現状や取組みについて、話題提供をいただきます。 それを受けて、スクールソーシャルワークの立場から笹森氏、医療の立場から田中氏が指定討論をおこないます。フロアとも活発な意見交換ができることを期待しています。
NPO法人あすく